本日の建設委員会で「ムーバス２号路線[吉祥寺北西循環]実証運行について、ムーバス３号路線[境南 西循環]運行間隔の変更について行政報告があった。
吉祥寺北西循環についてはかねてから運行時間の延長を求める声が多く（もちろん反対する声もあったが）平成２３年には陳情が提出され意見付採択されたた。→ムーバス吉祥寺北西循環(2号路線)運行時間延長に関する陳情（武蔵野市議会ホームページのリンク）
その後様々な意見聴取や議論・検討が行われ、4月1日より1年間の実証運行として、現行の運行時間【8:03～19:38（平日）～19:53（土日祝日）】が、【8:02～21:02】に延長されることとなった。報告では傾向として吉祥寺駅から遠い地域ほど延長を希望する声は強く、また駅から近いエリアでは、塾帰りの児童の安全面での向上を期待する声もあった反面「延長の必要はない」や「今まで以上に安全運転に留意してほしい」等の声もあったとのこと。
公共交通の空白地域を埋めるための福祉の足として誕生したムーバスだが、全市的に浸透し通勤・通学での利用も増えている、私も平成24年度決算特別委員会で取り上げたがニーズに合わせた運行時間や運行ルートの変更は必要だ。
同時に吉祥寺北西循環及び、境南西循環のパターンダイヤ化も報告された、運行間隔を１２分や２０分とし、毎時の運行時間（分）を揃えることにより、利用者の利便性を向上しようというもので、既に他の路線では導入されている。
どちらの路線も増便となるため費用の増加も想像できるが、吉祥寺北西循環に関しては、平日は一律3台、土日祝日は4台運行だったものを、時間帯によって台数を減らすなどは運営費を抑える工夫だろうか、あくまでも実証運行の報告だが市民サービスの向上に繋がる事業は歓迎したい。
【行政報告】
・ムーバス2号路線「吉祥寺北西循環」実証運行について
・ムーバス3号路線「境南 西循環」運行間隔の変更について