武蔵境駅東側高架下を視察

建設委員会の視察に同行し武蔵境駅東側の高架下へ。

9月12日の建設委員会の行政報告の際に、以前から議論されていた武蔵境駅東側の高架下の整備について当面は暫定整備となるとの報告があり、この報告を受けJR側の意向と現状の確認のための視察となった

この場所は、現在はガードフェンスによる仮囲いとなっているが、これまではJR・西武鉄道・武蔵野市の三者の土地を一体で開発する計画となっていた。そこで市としては現在は借地に立っている市政センターを移転する意向であったが、JRの一方的とも思える判断によりこのこと自体も止まってしまう事になる。

JR側の意向はイベント会場や簡易店舗等を設置したいとの説明だったが、それ以外の部分や使用しない間が現在のような仮囲いのままでは、これまで進めてきた駅周辺の整備が台無しになってしまいかねない。

この事に対して問題意識を持っている議員は多く、JRの担当者へは具体的に暫定とはどの程度の期間なのか?また周辺への配慮に対する意見や、仮囲いのような処置などはせず、今後も市と協議を続けるよう要望が向けられた。少なくとも街の景観が損なわれたり、このまま将来にわたりこれだけの土地が有効活用されないままになる様な状況は避けなければならず、市議会としてもしっかりと注視していく必要がある。ちなみに現場での説明では現状想定している暫定期間とは5年程度とのことだった。

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◆北口の交番周辺をフェンス内側から(高架より外側は市有地)

 

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◆駅舎を背に東側高架下(今回計画変更が決まったJR用地)

 

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◆高架南側(西武鉄道用地)右手手前がホテルメッツ武蔵境

 

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◆南西の端付近(リトルマーメイドの裏側)より北東を向いて撮影

  
-武蔵境駅西側高架下の現状-

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西側はnonowa武蔵境として開発が進み、見違えるような風景となっている。高架下には店舗・クリニックやシェアサイクル等が綺麗に並び、北側の環境側道も変電所付近を除けばほぼ一直線で東小金井まで繋がっている。

 

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西武多摩川線は武蔵境駅を出発して都道123号線を超えたあたりから地面へ降りるため、この付近で一つだけ残された踏切。現在武蔵野市内に踏切は2ヶ所のみ、もうひとつは吉祥寺南町の京王井の頭線の踏切。

 

街が整備され利便性が向上すること自体は歓迎すべき事でありますが、ここまで街の風景が変わってしまうとなんとなく寂しさも感じてしまいます。

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