6月議会_一般質問その1「部活動について他」

平成26年第2回定例会が閉会致しました。

一般質問では、現在市立中学校において生徒数の減少から特に団体競技の運動部活動の運営が困難になってきており、合同チームや合同練習の可能性について質問しました。もちろん自校のみでチームが編成できれば一番なのですが、現実に3年生が引退をしてしまうと、チーム成立の最低限の人数を割り込んでしまうチームもあり、生徒たちは不安を抱えながら部活動に取り組んでいる野球部が少なくとも市内に1チームあり、また、来年度に新入生が5名以上入部しないと同じ状況に追い込まれてしまうチームが他にもあります。

このような状況は、各学校単位での対応は難しいと考え、また生徒たちの不安を解消するためにも、武蔵野市の教育の課題として合同化などの制度を作るべきだと訴えました。

このことに関しての教育長からは「甲子園を見ても分かるように、母校のユニフォームを着て、その学校の仲間からも応援してもらう事にも意義がある」旨の答弁でした。

私としては、確かに市内の全6中学校が、チームが成立し校内で紅白戦やレギュラー争いが出来るほど部員数が充実していればそれが理想だとは思いますが、現状を見ればやはりなにか手を打たなければいけないと思いますし、一番大切なのは生徒たちがどう思っているのかという事だろうと考えれば、「生徒数が減っているのだから仕方ない」ではなく、部活動には大切な意義があり、市としても頑張っている皆を応援しているんだという姿勢を見せて頂きたいと考えているので、どのような形がベストか?私なりにも考え発言していきたいと思います。

また合同部活動に関しては、拠点校方式等も提案をしました、これは個人競技や文化部にも応用ができ、一律に全ての学校で全ての種類の部を作る必要がなく、教員の負担軽減や特色ある学校づくりにも繋がる可能性があるため導入するべきだと考えますが、このことに関しては「難しい側面もあるが、研究してみたい」と少しだけ前向き?な答弁だったかと思います。

確かに、こういった今までにやっていないことを(他の自治体では取り入れているところもありますが)新たに取り入れるというのは、非常にエネルギーがいるということは分かりますが、軌道に乗れば様々なメリットがあると思いますので、今後も推進していきたいと思います。

その他に、
・中学校部活動の外部指導員確保のために、積極的な募集や待遇の見直しの必要性があると考えるが見解を伺う
・武蔵野市立中学校への進学率が減少傾向にあり、市立中学校のさらなる活性化など対策を講じる必要があると考えるが見解を伺う
・小学校において、児童の体力・運動能力向上及び、教員の負担軽減の両面から体育専門指導員の配置を提案するが見解を伺う
・東京都が新設した通学路防犯設備整備事業(防犯カメラ設置事業)に対し、本市の現状と今後の展望を伺う
等の質問を行いました。

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