むさしのジャンボリー

むさしのジャンボリーに指導者として参加してきました。
初めて参加したのが平成15年、今年で10年目となります。

10年目ともなるとだいぶベテラン扱いをして下さる方もいますが、私自身は初心を忘れずに母校の子供達とふれあう時間を大切にしたいと思っています。その結果、彼らにとってこの夏一番の思い出になるような体験になってくれたら最高です。

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実は、私自身は小学生時代の夏休みは毎日毎日水泳の練習であったり、ときに合宿の日程と重なったりとしてジャンボリーに参加したことがありませんでした。今となっては少しくらい練習を休んででも、参加しておけばよかったな~などと思っています。

この「むさしのジャンボリー」の素晴らしいところは、地域の皆さんの力で子供たちにかけがえのない体験をさせてあげられるところです。

まず、ご飯を作ってくれる人がいない、風呂もない、テレビも電子ゲームもない。
そういった環境の中で、子供たちが2泊3日の間、力を合わせて生活していきます。
引率するみなさんの役目は、子供たちを誘導し、薪割りやご飯の作り方を教えて、あとは事故が無いように見守るだけです。

初日には「あれはやだ、これはしたくない、疲れた、ゲームがしたい」と自分たちで動くことに消極的だった子供たちが、1日、2日と経つにつれ「これやりたい!僕がやる!次は何やるの?」と驚くほど「やる気スイッチ」が入っていく、これがたまらなく嬉しい!

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ジャンボリーに限らず、野外体験を通して子供たちが目に見えて逞しく成長していく、やはりこういった経験は大切です、私が民間で企画してきた野外教室でも「食べたことないもん」「やったことないもん」とチャレンジをしたがらない子供が多い。
しかし、ほんの少しきっかけを与えてあげるだけで、見違えるほど物事に積極的になっていく、子供達だけでなく、見守る大人たちにとっても大変貴重な時間です。

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青少協の実行委員の皆様、毎年声をかけて下さり有難うございます。
また毎年毎年、膨大な量の事前の準備、本当にお疲れ様です。
有難うございました!

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