かき氷のお兄さん?

今夜は北区にある商店街の盆踊り。
友人の営むお好み焼き屋さんのお手伝いで、店の軒先でかき氷のお兄さん?いゃ、おじさんか…

毎年手伝っていると、1年に1度しかないにも関わらず、覚えていてくれるお客さんもいる。

IMG_3037

私がなぜこのお店の手伝いをしているかというと、実は数年前までこの店は地元武蔵野市西久保に店舗を構えていました、店主は私より少し若く、京都から出てきて某有名居酒屋チェーンで店長を務めた後に独立し、お好み焼き屋を開業し場所が、たまたま当時私が住んでいた近所でした。

小さな子供を抱え、奥さんと二人で店を切り盛りしている苦労人の店主を、商店街の皆さんが支え、明るく居心地の良い店でしたが、借りていた店舗の大家さんの都合で移転を余儀なくされ、近辺に良い物件が見つからず、武蔵野市を離れることとなりました。

「わずか数年でしたがお世話になりました、僕はこの町を第二の故郷だと思っています。」

ささやかな送別会の最後に、彼が言ったこの言葉がとても心に残り「秋祭りは必ず手伝いに帰ってきます」との言葉がとても嬉しかった。

そして翌年、秋祭りの日程の確認などの連絡を取り合っているうちに、現在の店舗でもお祭りがあることを知り「じゃぁ、手伝いに行くよ!」これがきっかけで、毎年手伝いに行っています。

もちろん彼も毎年手伝いに来てくれる、この繋がりがとても嬉しい。

地元に生まれ育った人、たまたま移り住んできた人、憧れを持って住みたくて武蔵野に来た人、すべての人が「自分のふるさと」と思える、武蔵野をそんな街にしたい、そのために何か役に立つことをしたい、そんな想いが日に日に強くなっています。

IMG_3039

カテゴリー: 地域活動 パーマリンク