市政レポート集について

過日、複数のコミセン関係者より「市内のコミセンに、一部の市議会議員(全員ではない)の市政レポートを集めたファイルが置かれ、その中に高野議員のレポートも含まれているが、貴方も関わっているのか?」という連絡を頂きました。

「コミセンに政治的なビラやポスターを置くべきではない」と一般質問で取り上げた事のある私にとっては、政治家としての信用問題に関わる事態であります。

この件に関する報告が11日の会派代表者会議において行われました。
議長の説明によると、この一件はむさしの志民会議の竹内まさおり議員、下田ひろき議員が「個人的な活動」として行ったが、様々な問題があり議長より回収を指示し同日までに全コミセンから撤収されたとの報告でありました。

少なくとも私は自分のレポートをコミセンに置くことに対し同意した覚えはなく、一時的にとはいえ私のレポートがコミセンに置かれたという事は、私の政治家としての信用に関わる重大な問題であり、謝って済む問題ではないと意見を申し述べました。

    他にも、代表として出席していた竹内議員に対し問題点として、

  • コミセンにレポート集を置く件は議会改革の議論で保留になっているにもかかわらず独断で行動した事
  • 個人的な活動と言いながら議会の総意と誤解される様な配り方をした事
  • 「政務活動費(税金)を使って発行したレポートなのだから置けて当然」と主張をしておきながら、政務活動費では発行できない政党の機関紙が分別なく混ざっている事(この件は「あくまでもサンプルだった」と弁明がありましたが、そのようには伝わっておらず、一部のコミセンでは実際に利用者の目に付く場所に置かれており、このような言い訳は通用しません)
  • 議員が要望書まで持って訪れれば、コミセンの窓口では対応せざるを得ず、市議会議員という立場が周り与える影響を全く考えていない軽率な行動である

等、様々な問題の指摘がありました。

しかし当の本人は、議長から「議会の総意の様な誤解を招いている」「許可なく他の議員のレポートを再利用してはいけない」「コミセン関係者から苦情が出ている」等の理由で回収の指示が出たにも関わらず、回収の際には「反対する議員がいるから回収します」と説明するなど、問題の本質を全く理解していない、呆れた認識であります。

コミセンは自主三原則に基づく運営が原則であり、議員のレポートを置くか置かないかは最終的には各運営協議会に委ねられるべきものではありますが、レポート集の設置は政治的公平性を担保する事が困難であり、私は置くべきではないと考えています。

また、彼が昨年の市議会議員選挙の前に発行していたビラでは、期末手当に関する条例に賛成した議員を批判していましたが、採決に加わっていない与座議長(当時)まで挙手(賛成)していたことになっており、このような無責任なレポートを発行し訂正しないような議員のレポートであればなお更問題があります。

また、その当時の彼は、地元代議士の支援者のお宅を訪問し「代議士の秘書をやっていた」と嘘をついてポスターを貼らせて貰い、後に厳重な注意を受けたことや、私(高野)のポスターを貼って下さっているお店で「うちは高野を支持しているから」とポスターを断られると「その高野さんの紹介で来たのです」と言って食い下がる(もちろん私は紹介していませんし、当時まともに話しすらしたこともありません)、また「自分は石井前議員(故人)の後継者です」と虚偽の宣伝をしていた事(この件は複数の市民から私の支援者に問い合わせがありましたが、石井前議員は誰のことも後継指名していません)等、彼の言動はこれまでも問題が多くありました。

私は他の議員のブログ等は見ないので確認をしていませんが、情報によると現在も自分自身の行動を棚に上げ、レポート集を置かせてもらえなかった事の文句を書いているようであり、事が自分の思い通りに進まないと一方的に相手が悪いと文句を言う、まるで「駄々っ子」です。

今回の件で、議長から彼に対し「議員とは多くの社会人(有権者)の負託を受けてこの立場にいる、大前提として社会人としての常識に基づいた行動をして欲しい」との指導がありましたが、全くその通りであり、選挙に受かれば何をしても許されると勘違いをしないよう、彼等(特に竹内議員)には猛省を求めたいと思います。

カテゴリー: 武蔵野市議会 パーマリンク

市政レポート集について への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Cıvata

コメントは停止中です。